剪定
ぶどう農家は冬に仕事あるの?とよく聞かれますが、剪定という大事な作業があります。
ぶどうの樹は夏に枝が伸び放題になり、1年で地面に日光を通さないほど棚上を新梢で覆います。その枝の中には日光に当たれず枯れてしまったものや病気や虫の被害にあってしまう枝があります。そういう悪い状態の枝を切って、伸び放題であちこち行ってしまった枝を、決まった方向に整えるために剪定を行います。
様々な剪定の方法がありますが、大きく分けて、長梢剪定と短梢剪定があります。
長梢剪定は今年伸びた枝を樹の状況に合わせた長さで切る方法で、経験や技術が必要だとされています。
短梢剪定は今年伸びた枝を一律1芽または2芽残して切る方法で、切るだけなら初めての方でも作業ができます。
山梨県では昔から長梢剪定が取り入れられ、長梢剪定のなかでも様々な樹形の作り方があります。華道に流派があるようにぶどうの剪定にも流派のような型があり、メリット、デメリットがあります。
ぶどうのガーデンでは長梢剪定ですが、型にとらわれず樹の状態に合わせた剪定ができるように、一生かけて勉強したい作業の一つです。

