種なし処理
1回目ジベレリン処理
種なしぶどうの多くは人の手によって種なし化されています。そのためには植物ホルモンであるジベレリン液に1房ずつ浸漬する必要があります。ジベレリンの無核化の機構はあまり解明されていません。種ありぶどうの種自身もジベレリンを生成し果粒を肥大しているので、ジベレリンは元より植物自体にあるものです。
種なし栽培を行う場合は基本的に2回に分けてジベレリン処理を行います。ジベレリン処理の効果には着粒安定化、無種子化、果粒肥大促進があり、1回目は着粒安定化と無種子化の効果を期待します。
1回目のジベレリン処理は満開後3日後ほどが良いとされています。早すぎると果房軸が曲がったり、ショットベリー(肥大しない粒)の多発生などが起こり、遅くなると種が入ってしまうことがあります。
最近ではジベレリンだけではなくストレプトマイシン剤で無種子化促進、フルメット液剤で着粒安定が可能となったので、ジベレリンの処理適期を拡大して1回目の処理から肥大を狙った使い方も可能です。


